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歴    史

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阿曽佳郎教授

 浜松医科大学泌尿器科は、浜松医科大学の開学から3年後の1977年4月に創設され、2017年には開講40周年を迎えました。初代阿曽佳郎教授(在任1977~1987年)は東京大学助教授から本学教授に就任され、赴任当初は総計4名のスタッフでまさに獅子奮迅の活躍をされ当教室の基盤を築いていただきました。特に腎移植の普及に情熱的に取り組まれ、1979年には1例目の腎移植手術が実施され、ご退任までに約100例の腎移植を施行されました。阿曽先生は、その後東京大学泌尿器科教授として転出され、日本泌尿器科学会理事長をはじめとする学会の要職を務められ、日本泌尿器科学会総会など多くの学会を主宰されました。

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河邉香月教授

 続く第2代河邉香月教授は、東京大学助教授から本学教授に就任されました(在任 1988~1993年)。在任中、当教室における排尿に関する基礎的・臨床的研究の先鞭をつけられ、腹腔鏡手術に関する多数の研究を指導されました。河邉先生は、東京大学泌尿器科教授として転出され、国際禁制学会を本邦で初めて開催されるとともに、日本泌尿器科学会理事長等の要職を歴任されました。

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藤田公生教授

 第3代藤田公生教授は、国立病院医療センター部長から本学教授に就任されました(在任 1993~2003年)が、開講当初に助教授を務めておられ10年振りの本学へ復帰ということになりました。藤田先生は、内視鏡手術を初めとする幅広い領域において多くの業績を残されるとともに、日本Endourology・ESWL学会、日本泌尿器科学会中部総会等の学会を主宰されました。

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大園誠一郎教授

 続いて第4代大園誠一郎教授が、奈良県立医科大学助教授から本学教授に就任されました(在任 2003~2017年)。大園先生は、本邦における泌尿器科悪性腫瘍学の発展に指導的役割を果たされ、同領域を中心として多数の業績を残されました。また、日本癌治療学会理事、腎癌研究会会長等の多くの要職を務められる一方で、日本泌尿器科学会中部総会、日本老年泌尿器科学会、日本尿路結石症学会等の学会を主宰されました。

 2017年から三宅秀明が第5代教授に就任し、浜松医科大学泌尿器科の伝統を継承しながら、先進的医療を積極的に導入することにより、教育・研究・診療をバランスよく推進し、当教室のさらなる飛躍を期して全力を傾注したいと考えています。