教育と研修

　泌尿器科は手術を中心とした集学的治療を行う診療科であり、その対象は悪性腫瘍、排尿障害、男性不妊、性機能障害、腎移植等非常に多岐に渡ります。また、ロボット支援手術、分子標的療法等の多彩な新規治療が間断なく導入されています。

　したがって、効率良くこれらの知識と手技をいかに教育するかということは、非常に重要な問題であり、幅広い領域で専門的な指導を受けることを可能とする研修プログラムの提供を常に心掛けています。

　基本的には一般泌尿器科を修得しつつ、個々のサブスペシャリティーを究めることにより、将来地域医療に貢献し得る十分な力量を有する臨床泌尿器科医およびリサーチマインドに溢れたサージャンサイエンティストの育成を目指したいと考えています。