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下部尿路機能障害(排尿/蓄尿障害)

 下部尿路機能障害をきたす疾患は数多く、前立腺肥大症、腹圧性尿失禁、過活動膀胱、神経因性膀胱、間質性膀胱炎、骨盤臓器脱など多岐に渡ります。当科では、患者さんの症状、検査結果、ライフスタイル等を総合的に判断し、薬物治療から手術療法に至るまで幅広い治療選択肢を提供しています。特に、前立腺肥大症、過活動膀胱に対する薬物治療における至適治療指針の確立、各種低侵襲手術(HOLEP、TVT、TVMなど)の安全な実施、難治性間質性膀胱炎に対するDMSO膀胱注入療法(保険適応外)、ロボット支援前立腺全摘除術における術後の尿禁制予測因子の同定等に積極的に取り組んでいます。